果樹苗木カタログ2023秋~2024春
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-イメージ--イメージ-7(1950年代からコートドールの公的機関で選抜され1980年代末から利用され始めた。)早熟で糖度が上がりやすいため、冷涼な気候、土地が痩せている状態でも良質な果実を生産できる。スイスの ヴェーデンスヴィル研究所が選抜したマリアフェルド 他同名の税関職員が1970年に空港で没収し増殖したものといわれている。※クローン指定の場合は50本以上から受注します。ワイン用品種100本、1,000本、10,000本以上の場合は別途見積します。(巻末の用紙をご利用ください。)バラ房になることが多いので、灰カビなどの耐性が強く、雨が多い湿潤な環境でも栽培しやすく収量も多い。ワインの質も高い。ロマネ・コンティ(DRC)の畑からニュージーランドに持ち込まれたものと言われている。667より房が大きい。115,667,777よりTA(総酸)が残りやすい。酸の残り方はスイスクローンに似ている。バラ房にならない。天候に左右されやすい。色も濃く、酸は良質、独特のスパイシーな香り。ブレンドとして大切。1830年代にブルゴーニュのクロ・ド・ヴィージョの畑よりオーストラリアへ導入されたと言われ、1971年に正式登録された。オーストラリアでは最も一般的なクローン。収量は中程度、果粒が小さく果皮が厚い。ワインは果実味が豊富で渋みが強い。北海道で評価が高い。ディジョン系(仏)Dijon Clonesスイス系ポマールPommardエイベルAbelMV6Mother Vine 6115気品のある質感 先進地では最も広く植えられている主流クローン。収量は中位、成熟が早く小粒で糖度が上がりやすく、密度の高い房が特徴。ワインは強い 紫がかった色調、アロマが豊かでバランスが良い。667良質なタンニンと芳香に富む優れたワインを生む。房は中位の大きさ、収量は中程度。777最も強い芳香と多くのタンニン 収量は中位、成熟が早く糖度が上がりやすい。UCD5 UCD6カルフォルニア大学デービス校(UC Devis)が1951年、ブルゴーニュのポマール村から導入し1964年に登録したもの。温暖地にも向く。房が大きく、収量が多い。ワインは渋味控えめで、果実味が豊富。区 分種類と特徴ピノ・ノワールのクローン(苗木生産販売中)ピノ・ノワールは、特に変異(枝変わり)を起こしやすい品種として知られ、この特徴から、長い栽培の歴史を持つピノ・ワノールには数多くのクローンが存在している。先進地では、単一クローンでの栽培は少なく、ほとんどが数種類のクローンを植えている。

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